感染性胃腸炎、発生のお知らせ
平成24年1月16日、当院認知症A病棟の患者さんのお一人が嘔吐されました。続いて、下痢あるいは熱を伴う方も認めまして、感染性の胃腸炎が疑われましたので、院内感染対策基本マニュアルに基づき吐物、排泄物の処理を行いつつ、病状により点滴治療、隔離等で対応してまいりました。さしあたり、ノロウイルスの簡易キットで検査致しましたら、陽性者が出ました。
一方、早急に院内感染対策委員会を招集し感染拡大防止に全力を上げると同時に、本日1月23日、新発田保健所に現状を報告し細微にわたり指導を仰いだところであります。
本日1月23日現在の発生者数は、累計で入院患者さん14名、認知症A病棟職員が3名です。職員1名を除き概ね、1〜2日で回復されておられます。有症職員は当院の規定により自宅療養しています。
今後も治療・看護・拡大防止に全力を上げると同時に、逐一新発田保健所に状況報告し終息に向け努めてまいります。
現在入院中の方々、その家族の皆様および関係各位には、大変なご心配・ご不安とご迷惑をおかけしておりますこと心よりお詫び申し上げます。
平成24年1月23日(月)
黒川病院 院長 関野 敏